フィンテック
フィンテックとは金融と技術を掛け合わせた造語で金融におけるIT活用を意味します。
日本でフィンテックという言葉が出てきたのは最近ですが米国では10年以上も前からあり未成熟分野なことから比較的規模が小さなスタートアップ企業も多い。
ペイパルは電子決済サービスを世界規模で展開。フィンテックの先駆者と言われておりオンライン決済では最も活用されているサービスの一つです。
ペイパルの利点は取引者間でクレジットカード番号のような管理情報を伝える必要がなく決済コストも低いので中小企業や個人間取引でクレジットカードや銀行口座取引を行うには障壁が高い部分をなくしました。一度情報を登録してしまえば(ワンクリック)決済情報の再入力も必要なく便利で取引を保護する信用保証が行われている点も優位性が高いです。
スクエアリーダーはスマホやタブレットのイヤホンジャックに差し込むだけで決済できる無料端末。アプリのスクエアをインストールすればスマホが非接触型のPOSレジとして機能する。
アップルペイも電子決済のひとつで端末所持者へのサービスの一環として端末をかざすだけで決済できるアップペイを投入した。
インテュイットは収益柱の個人中小企業向け会計ソフトで全米最大級の同社は個人向け財務管理サービスの拡充を目的に2014年に同アプリを提供するCHECK社を買収。
フィデリティナショナルインフォメーションはフィンテック大手が身売りしたいフィンテックベンチャーを買収し中核事業に新しいサービスを取り込む動きは当面続く。
レンディングクラブはネットを介して資金の貸し手と借り手を結びつけるその仲介手数料が収入源で同社は貸出をしないため金利変動や貸し倒れリスクは負わない。
オンデックキャピタルは中小企業向け融資会社だがオンラインサイト上で短期間の審査から融資まで行うビジネスモデル。
VISAやマスターカードの決済サービス大手は基幹システムをフィンテック企業に貸すことで手数料を得ている。
今後の成熟企業でまだまだ未成熟な部分が多い業界ですが投資妙味はありそうです。
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