ヘッジプレミアムとコスト
すこし米国株とは話が逸れますが
為替ヘッジには金利がつきます
チェックポイント
為替予約は予約の間も金利がかかっていて理由は両替をしてから実際に両替が行われるまでの間両方の通貨を貸し借りしていることになるからです。
ドルに引きなおすと1ドル=99.5円(100.5÷1.01)
将来の交換レート
為替予約は通貨の両替を先に行い予約中は両替後の通貨を貸し借りしていたとみなされるので金利がつきます。アメリカのほうが日本よりも金利が高いなら円に両替せずドルのまま持っていれば得られるはずの利息と円にして得る利息とで差が出てしまいます。不公平にならないために両替をする際金利差を考慮した為替価格になります。
投資信託で例えるなら
ヘッジプレミアムを狙って通貨に投資する投資信託は通貨選択型といって本来は別の投資対象として通貨を組み込んでいます。
ヘッジプレミアム
為替予約で金利が低い国の通貨を売り金利が高い国の通貨を買う場合実際の両替時に金利差の分の現金がもらえます。日本のほうが金利が高ければ外貨を日本円に戻す際にヘッジプレミアムが得られます。
ヘッジコスト
為替予約で金利が高い国の通貨を売り金利が低い国の通貨を買う場合実際の両替時に金利差分の現金を支払う必要があり日本のほうが金利が低ければ外貨を日本円に戻す際にヘッジコストがかかります。
日本は金利が低いのでこちらのケースが多いです。
外貨建ての投資信託の場合利益を得る機会は三回あります。1回目は投資信託の値上がり2回目は為替変動による為替差益で3回目は為替予約をかけた場合外貨の国の金利よりも日本の金利のほうが高いことによるヘッジプレミアムです。うまくいくと三重の利益が得られます。金利が高い国はリスクも高いので要注意です。
一般的にUSリートフィディリティは為替ヘッジなしが好まれるようです。
これらを考慮すると為替差益、つまり為替を読むのはなかなか困難になりますから三度の利益を上げるものはチャンスもある分失敗しやすいです。
日本株はその点利益は狙いやすいですが変動が大きく利回りのあるものもありますがすでに高かったりします。
日本株で利回りが高いものを監視していましたがここ最近で200円超簡単に値下がりしました。
米国株は値下がりはしているもののそこまで投資額に対して落ちていませんので利回りの安定しているものに連続投資していきたいです。
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