相場とは
相場とは犬との散歩のようなもので
犬を連れて散歩している男がいるとする、男が一歩、前へと進む。この男が経済の実態。
犬は主人の後にいたかと思うと、主人を抜いて前に飛び出したりするが、結局また主人のところに戻ってくる。
犬も人も散歩もそうのように前進して、最後には双方とも散歩を終えて家に戻ってくる。
しかし相場は延々と続くが犬と主人が迷子になることはなく
離れても一定の距離の範囲内で主人の所に戻ったきたり離れたりしているだけだ。
主人が歩く間に犬はおそらくその3から4倍は走るだろう。
円・ドル相場でいえば主人が経済のファンダメンタルズで犬が為替相場の実勢である。
相場のプロたちは犬と主人の動きを注意深く見守るが素人の投資家は犬の動きにとらわれすぎたり、反対に主人ばかり見て犬の動きを見失ったりする。
また短期的な投機を重視する者は犬の動きを研究する必要があるし、長期的な投資を心がける者は主人の動きを研究することが大切であることも分かる。
以上相場のこぼれ話でした。