100年定期預金の顛末
2015年に満期になった超長期の100年定期預金を見てみると
これは預けた金額の300倍超になる計算でしたが貨幣価値の下落により受け取れる金額はすずめの涙にしかならないという
新潟貯蓄銀行(新潟市、現第四銀行)が1915年(大正4年)に募集した「超長期」の100年定期預金が2015年に満期となり、預金証書を受け継いだ子孫から同行へ問い合わせが数件あった。
旧新潟貯蓄銀の100年定期、満期到来 でも…「すずめの涙」 :日本経済新聞
元本保障と言うと聞こえは良いですが考えてみるとお金も労働力と考えている私にとって今はましてや低金利、預金の金利などたった一回の時間外取引手数料ですっとんでしまいます。
お金はいつ必要になるかわからないので時間外取引で引き出すひとがあとを絶たないのでしょう。
預金や債券が100年超といった超長期の期間においてインフレ率に負けたのは、その期間中に国家の破綻ともいえる信用リスクの顕在化があったからという話です。
株の投資もギャンブルの部類には入るかとは思いますが他のギャンブルとはまた違います。
競馬、パチンコ、宝くじ、これらのギャンブルは必ず負ける仕組みになっています。(例外を除いて)
胴元がかけ金から取り分をもらってその残りをみんなに配る
パチンコなら20%、競馬25%、宝くじは50%を胴元が搾取している事実から目を背けて目の前の快感とお金の魅力に取りつかれてしまいます。
わたしも遊びでたまにやって熱くなってしまい負ける経験がかなりあります。
株も必ず儲かるとは限らないし危険と思い込んでやらない人は多いですが危険より不確実性の意味合いが強いと思います。
この世の中に確実なんてことはありません、カラスが黒い鳥だという事実は確実ではありません(白いカラスがいないとは証明していないから)
よくわからない理論になりましたがまず知るということは他に置いて大きな財産になるのではないでしょうか。
不安なら米国の公共株でも購入すればいいかと思います。