リーマンショック級か?ドイツ銀行
ドイツ銀行の破綻があるのかどうか気になるところです。
「今回の危機は、リーマンショックの時の危機とは異なる。今回は、言ってみれば収益性の危機だ」
デリバティブのエクスポージャーについてCNBCのケリー・エヴァンスが質問しますが「デリバティブに関してはどんな尺度を用いて、どんな監督機関のガイドラインを当てはめたところで、適正な範囲内に収まっている」そうです。
もちろん、サブプライム危機の当時、住宅抵当証券の強引な販売を行ったことに対する米国の司法省からの課徴金140億ドルの支払いをめぐり、投資家は不安を抱いています。(注:全額払うのではなく、60~80億ドル程度を支払うことになると思います。ドイツ銀はすでに60億ドルの引当金を取ってあります)
その場合でも、バランスシートはOKだろうというのがフレッドの考え方です。むしろドイツ銀行は今、ぜんぜん利益が出せない体質になっているし、将来、何に収益源を求めるかも手探り状態であり、ドイツ銀行の株はそれを嫌気してずるずる安値を更新しており、こんなに株価が安くなると株式の発行による増資は株主利益の希釈化が激しくなってしまうので出来ない……それが問題というわけです。
ただちに問題になるレベルではないですが素人にはよくわかりません。
以前coco債のことについてちょろっと書きましたが銀行株は投資対象としては外してしまいたくなる対象と自分のなかではなってきました。
収益性が問題となってきますがユーロ全体の問題にも考えることができそうです。
傾きかけると助け船が出るとは思いますがドイツに投資したいという考えは消失しつつある私です。