たばこ業界再編か
フィリップモリスを筆頭にたばこメーカーが競っていますが新たに巨大メーカーが誕生しそうです。キャメルを日本で吸っているひとはあまり見かけませんが
「キャメル」の銘柄で知られる米たばこメーカー2位のレイノルズ・アメリカン<RAI>は同社の株式42.2%を保有している大株主の英同業大手ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)から残りの株式57.8%を総額470億ドル(約4兆8800億円)で買収する提案を受けた。BATが前週末、明らかにした。
両社の合併が完了すれば、米国だけでなく世界最大のたばこメーカーが誕生することになる。合併によるシナジー効果について、BATは年間約4億ドルのコスト削減が可能になると予想している。
レイノルズ・アメリカンはたばこ事業を展開する持株会社。子会社R.J.レイノルズ・タバコ(RJRタバコ)、アメリカン・スナフ、サンタフェ・ナチュラル・タバコを通じ、「キャメル」、「ポール・モール」、「グリズリー」と「コディアック」、「ナチュラル・アメリカン・スピリット」などを製造、販売。ニコチン代替製品も展開している。
世界たばこメーカーランキングが発表されました。
興味深いのは禁煙法が導入されている英国のたばこ会社が、世界一の売上を記録している点での英多国籍たばこ会社、インペリアル
日本ではむしろ珍しい巻きたばこだが本国ではいまも主流であるため、巻紙ブランド「リズラ」でも世界一の売上実績がある。
世界最大のたばこメーカー9社
1位 インペリアル・タバコグループ(英)391億ドル/約4兆9965億円
2位 フィリップ・モリス・インターナショナル(米)262億ドル/約3兆3481億円
3位 ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(英)200億ドル/約2兆5557億円
4位 日本たばこ産業(日)192億ドル/約2兆4536億円
5位 アルトリア・グループ(米)189億ドル/約2兆3513億円
6位 レイノルズ・アメリカン(米)107億ドル/約1兆3673億円
7位 ITC(インド)63億ドル/約8050億7193万円
8位 グダンガラム(インドネシア)53億ドル/約6772億8274万円
9位 KT&G(韓)36億ドル/約4600億4110万円