駐車場を利用したウォルマートの戦略
スポーツファンならおなじみのものでスタジアムの駐車場で車の後方扉を開いて飲食物を載せたり、キャンピングカーやミニバンやトレーラーに囲まれて炭火焼グリルなどを楽しんでいるひともいる。
こうしたRVによるキャンプと駐車場の組み合わせからうまい利用法を開拓したのがウォルマートでキャンパーが店の駐車場に一泊してもよいことにしています。
駐車場で一泊する客は朝になったら店のトイレを利用できるがそれだけでなく、店で食料品や日用雑貨を買ってお金も使うからで古来の伝統を賦活させてワゴン販売なんかも始めたりしています。
アメリカ中のキャンプ経営者には脅威ですが地の利はウォルマートにあります。
ウォルマート・スーパーセンター、実はすご〜く便利なキャンプ場:激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ
年に3回以上キャンプに行く家庭は2014年の8%から2015年には10%に上昇しており、キャンプに対する関心の高さがうかがえます。
ウォルマート・ストアズは大手小売業者。米国50州とプエルトリコでディスカウントストア、スーパーセンター(食料品併売、平均面積18万2,000平方フィート)、ネイバーフッドマーケット(スーパーマーケット)のほか、会員制の大型ディスカウントショップ「サムズクラブ」を運営。また、26カ国で小売店やレストランを展開。
アメリカのライフスタイルに合わせたウォルマートならでは戦略、時代が移り変わるとともにライフスタイルも多種多様になってきているため変化に柔軟な企業は今後も戦略は変わっていくでしょうがEveryday Low Priceビジネスモデルはずっと貫いてくれるでしょう。