運用はドルのほうが良いのか?
ドル円相場と消費者物価指数を比べると通貨安→物価上昇というメカニズムは機能しています。
円安になると物価が上昇したまに企業の商品値上げなどのニュースを目にします。
円高になると物価が安くなっています。
2000年から2003年にかけては逆の動きが目立ちますがこれは中国から大量に安価な商品が日本に輸入され一時的にメカニズムが誤作動を起こしたなんて言われているそうです。
この時は円安円高に関係なく物価が下がりました。
物価上昇局面にあるインフレ率の高い国では資産運用を始める際にインフレ率を考慮しなければなりません。
日本はいまデフレ脱却?(したのか?)に向けて動いています。
年率3%の運用利回りを目指してもインフレ率が4%だったら
運用資産の実質的な価値は減ってしまいます。
世界経済のネタ帳より
インフレデフレを考慮しながら投資する手段は残念ながら私にはできそうもないです。
個人的な意見としては米国株では資産運用としてわずかながら成功しています。
日本株というと小手先の情報に振り回され情報がたくさん入ってくる分投資判断材料に自分の判断が追い付かず結局なげやりな形で投資をして損が続く状況です。
こちらより引用
経済成長の面から言うと年数パーセントインフレ率が上がっていくのがよいといわれています。理想的なインフレ率のことを期待インフレ率と勘違いしている人もいますが、これは違います。期待インフレ率は、将来予測されるインフレ率のことで、多くの人が理想的だ、と考えるインフレ率ではないのでご注意ください。
インフレが進むと物価が上昇するので相対的に貨幣の価値が下がったことになります。バブル崩壊後、日本ではデフレが進み、いろいろなものの値段が下がりました。土地や株などの資産も大きく下落しました。このバブル崩壊からデフレが終わるまでは、お金を増やそうと日本国内で株や土地に投資した人は軒並み損をしています。普通に家で現金でもっていたほうが得したわけです。お金を増やそうといろいろ投資をした人がお金を減らして、あまりお金を増やそうと考えていない人が結局、得をしたことになります。