サムスンの発火から考えられる企業リスク
サムスンの発火から考えられる企業リスクですがやはりその業種特有のリスクがあります。
韓国サムスン電子は11日、新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート7」の生産・販売を打ち切る方針を明らかにした。ノート7は8月の発売直後から発火事故が相次ぎ、10カ国・地域で約250万台の自主回収と端末交換を実施。再発防止に努めたが、交換後の端末にも発火の報告が出て、問題解決が難しいと判断したようだ。世界首位メーカーの最上位機種がわずか2カ月で消える異常事態となる。
サムスンの株価は大幅下落し、飛行機を引き返すなどの事態までになり賠償金もかなりの額になるそうです。
素人なりに大企業のリスクを考えてみました。
アップルなどの端末株
新商品の魅力のなさ、不具合、他の製品と比べて劣る、発火騒ぎなどによる回収、ハッキング騒ぎ、同じ業種同士の侵害での裁判費用
コカ・コーラなどの日用品類株
健康志向の高まり、不良品による回収騒ぎ、他の飲料の追い上げ、新製品の不調、炭酸類に課税
ベライゾンなどの通信株
新事業の不調、携帯の契約内容の複雑化、既存その他の追い上げによる不採算、携帯の不具合による回収
ファイザーなどの医療株
薬の副作用による賠償金、特許切れ、安価な薬による追い上げ、薬開発によるコストの増加
ウェルズファーゴなどの金融株
金利低下による顧客離れ、最近あった不祥事、金融危機を受けやすい、銀行員のノルマによる不祥事
サザン、エマソンなどのエネルギー株
新しいエネルギーの登場、国の政策、エネルギー発電の故障、環境問題
プライバシー侵害、個人情報流出、ほかの新しいサービスまたは既存のサービスによる追い上げ、買収
ほかにも経営陣による不祥事などリスクは枚挙にいとまがありません。素人が考えただけでも結構出てきたと思いますので難しいものですね。