グーグルの生態系

本より

同じモノを売っているのに、儲かっている会社、儲かっていない会社

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金子 智朗 クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 2011-04-13

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 グーグルは検索サイト｢google.com｣を運営。検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウエアなどインターネット関連製品とサービスを提供。携帯電話プラットフォーム｢アンドロイド｣、オープンブラウザ｢クローム｣、インターネットテレビ｢Google TV｣、書籍検索｢Google Books｣等独自のOSを展開。

 

グーグルの管理の仕組みには従来のないものがあります。

 

グーグルの収益源はオンライン広告だけで世界中で２兆円を超える売り上げの97-98％はオンライン広告によるものでほかの事業から直接的に利益を得ることはいちいち考えていません。

 

ほかの会社に見られる細かな採算管理は存在しないのでストリートビューやアンドロイドの採算性は誰も気にしていません。

 

グーグルはオンライン広告で稼いだ潤沢な資金をインターネットやクラウドコンピューティング全般の発展という技術的追求に再投資しています。

 

結果的にオンライン広告からの収入をさらに増加させるという生態系を形作っています。

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グーグルが細かな採算管理をしていたらストリートビューもアンドロイドこの世に出てこないといわれていたほど、ひとつひとつの採算性を求めないからこそ結果的に利益につながっている、これはインターネットという未知なるという業種だからこそのものともとれます。

 

 

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